落語会の記録
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落語会の事の始まりは・・・・・。
大衆割烹なにわが開店したのは1976年(昭和51年)の1月5日。2006年(平成18年)1月で開店30周年を迎えるため、その記念行事の一環イベントとして落語会を企画しました。
何故落語会を?
お客様で某出版社勤務の青木様が芝落語会の幹事職をされていて、芝落語会主催の落語会に日頃より出席しておりました経緯で、30周年のイベントとして落語会を開催できないか相談しましたところトントン拍子で話が進み、当初予定の2006年(平成18年)2月開催を繰り上げ、2005年(平成17年)11月9日(水)18時30分に「なにわ亭落語会」の第一回と相成りました。
なんと恵まれていることか、高座に必要不可欠のめくり寄席文字を趣味としているお客様が当店にいっらしゃいました。その、奇しくも青木様と同様出版社勤務の小川様にお願いしたところ二つ返事、めくり寄せ文字を揮毫いただいております。寄席文字の大家・橘右近師匠直々の手習いだそうです。
30周年記念のはずが
桂平治師匠の熱演が大好評で、「またやりますよね」とのお客様の声に乗せられ、2回3回と続けることになりました。3回目よりは土曜日の午後開催となって現在に至っております。おかげさまで毎回予約ですぐ満席となってしまいます。年3回まで増やしたものの、ご希望に添えない方には申し訳ありません。
席亭自ら落語にはまり寄席に通っていろいろな方の噺を聴くようになりましたが、いつも「なにわ亭落語会」高座に合った噺家さんを人選される青木様には感謝しております。
席亭 小ノ澤 勇
当落語会は完全予約制になっております。
- 第1回(2005年11月10日)
- 柳家 小蝠:転失気/お見立て
- 桂 平治:親子酒/源平盛衰記
- 第2回(2006年02月19日)
- 三遊亭 遊吉:城木屋
- 瀧川 鯉昇:長屋の花見/二番煎じ
- 第3回(2006年09月11日)
- 瀧川 鯉橋:だくだく/普段の袴
- 柳家 禽太夫:目黒のさんま/百川
- 第4回(2007年02月25日)
- 三遊亭 遊馬:たらちね/井戸の茶碗
- 桂 平治:お血脈/うどんや
- 第5回(2007年06月24日)
- 柳家 三之助:かぼちゃや/浮世床
- 入船亭 扇辰:麻のれん/妾馬
- 第6回(2007年10月07日)
- 三遊亭 好二郎:高砂や/錦の袈裟
- 三遊亭 竜楽:阿武松/片棒
- 第7回(2008年02月24日)
- 三笑亭 可龍:宗論/幾代餅
- 桂 平治:長短/火焔太鼓
- 第8回(2008年06月21日)
- 立川 吉幸:くも駕篭/短命
- 立川 談幸:崇徳院/鹿政談
- 第9回(2008年10月04日)
- 春風亭 一之輔:茶の湯/鈴が森
- 春風亭 柳朝:真田小僧/明烏
- 第10回(2009年02月28日)
- 桂 平治:位牌屋/松山鏡
- 瀧川 鯉昇:時そば/ねずみ
- 第11回(2009年06月20日)
- 三遊亭 鳳志:子ほめ/悋気の独楽
- 三遊亭 鳳楽:青菜/唐茄子屋
- 第12回(2009年10月03日)
- 立川 吉幸:元犬/幇間腹
- 立川 志遊:三年目/替わり目
- 第13回(2010年02月20日)
- 瀧川 鯉橋:豆や/蒟蒻問答
- 桂 平治:肥がめ/源平盛衰記(平成21年度(第64回)文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞受賞作)
- なにわ亭席亭故小ノ澤勇追悼落語会(2011年07月23日)
- 柳家 小蝠:二十四孝/豊竹屋
- 桂 平治:禁酒番屋/幽霊の辻
- 第15回(2011年11月5日)
- 立川 談修:がまの油/蛙茶番
- 立川 ぜん馬:味噌蔵/芝浜
- 第16回(2012年6月2日)
- 三遊亭 美るく:皷ケ滝
- 三遊亭 粋歌:一目上がり
- 三遊亭 歌る多:金明竹/転宅
右側の写真は読み込みのたびに変化しますのでお楽しみください。なお、出演者の写真一覧ページを作りました。
協力:芝落語会 写真撮影:早坂明 他